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2004年06月26日

ロバート・モンダビ・ウッドブリッジ ホワイト ジンファンデル


ロバート・モンダビ・ウッドブリッジ
ホワイト ジンファンデル
Robert Mondavi WineryWoodbridge White Zinfandel
生産国 地域:アメリカ カリフォルニア州
容量:750ml
やや甘口 ロゼ
ヴィンテージ:2002
自然の甘みをわずかに残し、新鮮な果実味と爽やかな酸味のバランスがとれた、ほのかなバラ色のワイン。

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トルブレック ジュヴナイル [2002]


トルブレック ジュヴナイル [2002]
このワイナリーが造るワインの中で、比較的やさしい味わいなのが、この「ジュヴナイルズ」!31箇所の畑から集められたブドウ(若い樹で47年、古い樹で153年)で、グルナッシュ60%、ムールヴェードル20%、シラーズ20%をステンレスタンクのみで醸造、熟成。色合いはこのワイナリーの他のワインに比べると若干薄く、果実味を前面に出したフレッシュな味わいです。スパイスと果実味のバランスが詰まったこのワインは、優しいタンニンが口の中に広がり、1本飲みきれるタイプです。パーカーポイント:90点
濃いっ♪これは濃いっ♪!!オーク樽を使用せず、グルナッシュ60%、ムールヴェードル20%、シラー20%のブレンドにより造られるワイン。トルブレックの入門編ともいえる比較的やさしいめに仕上げておりますが「旨濃いっ♪!!」31箇所の畑から集められた葡萄を(樹齢47年~153年の木)ステンレスタンクのみで醸造、熟成させたワイン!グラスの中でブラックベリーの香りが爆発しており♪口の中に含んだ瞬間、超凝縮果実、スパイス、複雑な旨味が「どーん!」と押し寄せますが、丸みがりタンニンも穏やかなので、「旨い~もう一杯~♪!」とどんどんいけてしまいます!!大満足の一本間違いなし♪!!
ワイン・アドヴォケイト誌 148号
木樽を使わず熟成された、グルナッシュ60%、ムールヴェードル20%、シラー20%のブレンドの2002年ジュヴナイルズは、噛み応え豊かな果実味が圧倒的な赤で、キルシュ、胡椒、果実味主体の豊かなスパイス味のアロマを持ち、即座に魅了し、満足させずにはおかないフルボディのワインである。今後5~6年。【90点】

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2004年06月24日

シャトー ボーモン 1998


シャトー ボーモン 1998
キューサック村 (クリュ グラン ブルジョワ級)
隣のトゥール デュ オー ムーランとは著しく対照的に、ボーモンのワインは軽くて、フルーティで、早めに飲みごろを迎えるタイプです。 香り高く新樽の香りや風味をうまく吸収していて、タンニンと果実味が素晴らしい調和をみせている魅力あふれるワイン。 カベルネ種の力強さとメルロ種のしなやかさをあわせ持ったメドック・ワインの良さをお楽しみいただけます。
ミディアム(カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン )
サン・ジュリアンの南、キュサック村にある広さ100haの良質な赤ワインを産するぶどう園です。15-16度で抜栓、すぐにやや大きめのグラスで味わう、この価格にしてこの味わいであれば文句無しに嬉しい。ハーフ瓶だから通常のブテイユより飲み頃が早く来るのか、今飲んで本当に旨い。カシス、甘く煮詰めたフルーツ、バニラ、胡椒、色々な香りが複雑に絡み合い立ち上がる。爆発するようなタンニンは無いが、適度な渋みと酸とのバランス、特別に濃くはないが適度な濃度、このボルドーには満足して頂けると思う。通常のブテーユなら¥3000代後半のものと遜色ないと感じた。H16.03.31濃い目のダークルビーで、青草、樽、カシスのノーズがあり、ミディアム~フルボディで、チョコレートのニュアンスがある。しかし、酸味や渋味が満載で、華やかな果実味は影を潜め、収斂されたタンニンが口茎を刺激する。ローストされた青い甘味が、それを支えているが、タンニンがややきつ過ぎるため、縦への広がりが感じられない。ややタンニンがきつめであり、飲み頃はまだ先であろう。この収斂されたタンニンは、数年先に落ち着くのだろうか。このタンニンがまろやかになれば、優秀なワインになるかもしれない。飲み頃予想2004~2010年。 購入:やまや宇都宮店1,990円(2001.9.5) 最終試飲日:2001年9月16日

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2004年06月23日

シャトー・ド・マルサン ルージュ 2001


シャトー・ド・マルサン ルージュ 2001
こちらはエッジ(外側)の部分がわずかに紫、真ん中あたりが黒味がかったガーネットで、そろそろ落ちついてお年頃。 完熟した果実は、もういちじくやプルーンジャム。クローブ、ペッパー、甘草などスパイスやチョコの香り。甘くってスパイシー。 やっぱりお年頃なんだ。クルクルグラスの中で香りは濃くなり、なめし皮や腐葉土のニュアンス。 穏やかな酸ときちっとあるタンニン。ソフトでとっても飲みやすい。パスタやピッツァが食べたくなりますねー、これは。 バランスよく構成されて、最後ミネラルのうまみが名残つつ爽やかにきれていくんですが、なかなかほどよいおいしさが何杯でも楽しめそうで、これはご飯のお供にもうピッタリ♪ お家でのおいしい手料理でお楽しみいただけますよ!

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2004年06月20日

シャトー・ペスキエ キュベ・テラッセ 2002 Chateau Pesquie Cuvee des Terrasses 2002


以前、木曜セットに入れて、大好評だった、パーカー・ポイント90点のシャトー・ペスキエ キュベ・テラッセ98。スタッフの間でも、大好評の1本でした。あの時は、他のスタッフも参加して、試飲の後、すっかり飲みモードに入ってしまったような…。そのシャトー・ペスキエ キュベ・テラッセのヴィンテージが新しく、99年に変わりました。そして、今回も何と、 90点を獲得っ!!さて、そのお値段は如何に…。えっ??と、驚く(驚いて下さい。)、980円っ!!さて、この、超優秀980円ワイン、ロバート・パーカー氏はこう評しています。
コート・ドゥ・ヴァントゥーで、頭角を表したスーパー・スターの造り手の一つ、シャトー・ペスキエの驚くべき作品。樽熟無し、グルナッシュ60%(樹齢60年)、シラー40%(樹齢40年)で造られるこのワインは、濃いルビーから紫の色合い、完全に馴染んだカシスの香り、その中に、ほのかに、プロヴァンスのハーブとトマトの皮の香りが調和している。そして、充分なグリセリンが感じられ、フル・ボディで、 ピュア、濃く、ジューシーなフィニッシュ。ビックリするほどコスト・パフォーマンスの高いワイン。
年産7000ケース。飲み頃:今から3~4年
◆ロバート・パーカー氏評 90点 ※99年物の評価コメントです。
シャトー・ペスキエ キュベ・テラッセ[2002](赤ワイン)
『これ、絶対にオススメですっ!』3本くらい買っといて下さいm(__)m98年ヴィンテージの発売以来、ず~っと大人気、2001年ヴィンテージも、大・大好評を頂き、『2400本以上完売っ!』の、スーパー・ヒット・ワイン、シャトー・ペスキエ キュベ・テラッセ。2001年が完売し、待ち続けた2002年ヴィンテージがやっと入荷して参りましたっ!早速試飲っ♪『オォ~ッ!』と、スタッフも大喜びっ♪でも、心配な事がひとつ。『いや、これだけの実力派だし、今までの980円って言うのが、どう考えてもお得過ぎたんじゃないの?もう価格が上がってしまっても、おかしくないはず…』だってあの、辛口ワイン評論家のロバート・パーカー氏に★『ビックリするほどコスト・パフォーマンスの高いワイン。』⇒1999年物が90点評価っ!(ワイン・アドヴォケイト誌135号より)★『とんでもない代物だ!』⇒2001年物が、91点評価っ!!(ワイン・アドヴォケイト誌147号より)と、言わせてしまうほどのワインなんですから、無理もありません。で、恐る恐る確認してみると…お値段据え置き決定っ!やった~v(^O^)v久し振りに、物静かで温かな人柄のオーナー、ポール・ショディエール氏に会った時の事を思い出し、『彼って本当に自分のワイン愛しているんだなぁ。それにしても本当に、この価格で大丈夫なのかな…(;^^)』と、思わず心配になってしまいました(笑)もし、次にお会いする機会があれば、感謝の気持ちを一杯伝えたいと思います!
【産地】フランス コート・ド・ヴァントゥ産
【ブドウ品種】グルナッシュ60%、シラー40%
【新樽比率】30%で、ノンフィルター
【味わい】凝縮感タップリの果実味と、ほんのり感じるスパイシーさがGood!中辛口・ミディアム・ボディ
※2002年は、まだパーカー氏のコメントは出ていない様です。確認出来次第、HPでご紹介させて頂きます。

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2004年06月19日

シャトー ボーモン 2000


シャトー ボーモン 2000 CHATEAU BEAUMONT 2000
2000年のボーモンが登場です!!!今回の2000年物は中でも最もしっかりした味わいで、2000年の恩恵をしっかり受けた非常にお値打ちで美味しいワインだと思います。味わいは、まだタンニンに膨らみがありませんが引き締まっていて、将来期待出来る果実味があります。余韻はストレートに舌全体に広がり、若々しいニュアンスと同時にビターでしっかりした味わいが楽しめます。来年以降さらに美味くなりそうな1本です。過去の中(1997年以降)では、最も濃いジャンルに入ると思います。ボーモンは、本当に安くて美味しいワインですね。1999年物と飲み比べても面白いと思います。是非、お試し下さいませ。
格付け:ブルジョワ級(1932年)
アペラシオン:オー=メドック Haut-Medoc
面積:105ha
平均樹齢:15~20年
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン62%、メルロ30%
カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%
【赤・辛口・重い・750ml】
シャトーはサンジュリアン村とマルゴー村の中間にあるキュサック村に位置し歴史は古くフランス革命の以前からこの地にシャトーを構えています。79年より大規模な資本投入をし畑や醸造・熟成設備の整備を行いました。比較的早くから楽しめるメドック・ワインで、しなやかな果実味と複雑さが人気を博しています。 R・パーカーポイント90点!!
■赤・辛口/フルボディ/フランス・ボルドー/メドック/カベルネソーヴィニヨン・メルロー・カベルネフラン・プティ・ヴェルドー

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2004年06月17日

トートワーズ・クリーク メルロ・カベルネ[2002]VDP


ラベルはユニーク、味わいは鮮烈!トートワーズ・クリーク
このワイン、まずそのラベルのユニークさに目が止まることでしょう。実際、私もその変わったラベルが気に入ってしまいました。ワインそのものを試飲するとこれがなかなか鮮烈な印象を受けました。南フランスはヴァン・ド・ペイの宝庫ですが、このワインもその中の一つで、まだ多くの人に知られていません。ラングドック地方のメルロ種を70%、カベルネ・ソーヴィニヨン種を30%の比率でブレンドしています。このワインはフィルターにかけられていない為、果実香が強く感じ取れます。黒スグリや樽から由来するバニラ香があり、やや大柄な造りながらどことなくエレガントな印象を受けます。アルコール度数は何と13.5%もありますが、メルロ種の比率が高いせいか、果実味に隠されて強くは感じません。タンニンもそれなりにありますが、とても滑らかで、若いワインとしては異色のタイプと言えます。ラベルの絵はここのオーナーの友人が描いたとのことですが、亀の老夫婦?がワインを楽しんでいる光景です。(ページをご覧下さい)日本でいうなら夫婦共に長生きをしてゆっくりワインを楽しみましょう、とでもいうところでしょうか。(何たってワインのサブ銘柄=レザムルーズですからネ)まだヴィンテージ的には若い(2002年物)ですがもう飲むことが出来ます。私なりの感想だとこの4~5年はうまく成長するでしょう。もしかしたら、この先、もっと評価を変えるかも知れません。そのくらい潜在的な力を持つワインだと思います。
トートワーズ・クリーク メルロ・カベルネ[2002]VDP
本当に最近のVDPのレベルは目覚しく向上しています。以前なら、この価格帯だとやや薄めの、のっぺりした味が普通でしたが、今ではこのワインのように普通ならば\2,000位のワインにある品質を持っています。今後、これらがAOC昇格したら価格や品質がどのように変わるのか、想像もつきませんが、名前だけのボルドーやブルゴーニュのようなワインよりずっと価値があります
赤ワイン用の最高級品種のメルローとカベルネをブレンドした南仏プロヴァンス産の赤。
カシスやブラックチェリー系のあふれるような果実の風味、ボルドーやカリフォルニアの芳醇なワインを思わせるリッチなニュアンスが楽しめます

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2004年06月16日

カベルネ・ソーヴィニヨンVDP[2002] タシィ


実はこのワイン、目立たないようですが当社実店舗で一番売れてます
~~カベルネ・ソーヴィニヨン種の原点はこの味わいかも知れない~~
このワイン、タイトル通り当社の実店舗で最も売れているワインなんです。限定企画「メリマガ300号記念激安セット」や「ヴァン・ド・ペイ品種別6本セット」に使っていますが、今まで単品でのご紹介をしておりませんでしたので改めてご案内させていただきます。
【カベルネ・ソーヴィニヨン種】
この葡萄品種はカベルネ・フラン種とソーヴィニヨン・ブラン種の交配で、果実は皮が厚く色素が豊富で適度なタンニンを持ち、遅熟なタイプである。俗に「ピーマン香」と呼ばれる、青っぽい香りがあり、この香りこそ2つの品種の個性を受け継いでいる証明である。(カベルネ・フランの果実香とソーヴィニヨンの草っぽい香りがMIX)樫樽のタンニンとは上手く調和を見せ、組み合わさることによってカシスやシーダー香(西洋杉)が現われる。ボルドーの主要品種として知られているが、使用され始めたのは最近のことである。 このワインは南フランス・ラングドック地方産のカベルネ・ソーヴィニヨンから造られています。樽を全く使用しておらず、軽やかなタンニンと伸びのある柔らかな果実味が特徴です。(地域はオック県になります)色合いもボルドーと比較して透明度が高く、キラキラ輝くルビー色という表現が最もピッタリきます。
近年、フランスのみならずイタリアやスペインでも改めて注目されているカベルネ・ソーヴィニヨン種ですが、ニューワールドやその他の地域でもその個性を失うことがありません。しかし、フランスのカベルネが味わいや香りの点において雄大さや繊細さをあわせ持つ、ということはあっても他の国々ではどちらかに傾く傾向が見受けられます。
言い換えれば、このヴァン・ド・ペイのようなタイプのカベルネはもしかしたら葡萄品種の原点の味わいなのかも知れません。樽の影響を受けず、雄大さと繊細さをあわせ持ち、なおかつ滑らかで艶やかな果実味をたたえ、飲み飽きのしないカベルネ種のワインをお求めならこれが最適です。
カベルネ・ソーヴィニヨンVDP[2002] タシィ
ラベルは地味ですが、中身はなかなかしっかりと造られています。生産者ブノワ・タシィは地元のブルゴーニュでは名を知られたネゴシアンで、最近アンリ・クレルクのワインを手掛けたりしています。
wine list

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2004年06月13日

メルロ・デル・ヴェネト・オーガニック[2002]アルモーニャ・ヴェルデ


メルロ・デル・ヴェネト・オーガニック[2002]アルモーニャ・ヴェルデ
メルロ・デル・ヴェネツィエ
=オーガニック・メルロ
今、注目を浴びている有機栽培のワインは色々とありますが、ヴェネトのメルロではこれが最良のものだと思います。比較試飲した結果、私個人が気に入っているリオンドに匹敵するものでした。メルロ種を使用したヴェネトのIGTですが、イタリア・オーガニック農産物協会から認定を受けた有機栽培葡萄のみを使用して仕込まれます。
◆イタリア・オーガニック農産物協会から認定を受けたワインの基準は、
:100%有機栽培農法で生育・収穫葡萄のみを使用。
:もちろん農薬、化学肥料などは一切使用せず
:厳選した酵母を使用し、厳しい規定のもとでワインを醸造
有機栽培で生産された原料を用いるから「オーガニック」ワインとは限りません。さまざまな規制をクリアし、かつ味わいのしっかりしたものでなければ市場に受け入れてもらえないからです。このワイン、価格&品質の両方をクリアしたオーガニック・ワインです。しかも個人的に気に入りの、ヴェネトのメルロなので特におすすめしたい1本です。香りはちょっと興味深いことに、ロワールのカベルネ・フランを思わせます。少しハーブのような、青臭いまではいきませんがディルやセージのような香りを持ち、時間が経つとトマトソースのような独特の香りに変化します。(というより、ハーブ入りミートソースの方が正しい表現かな?)どちらかと言えば繊細な味わいで、ガブガブ飲むには不向きです。そのままワインだけを飲むよりも食事に合わせた方が真価を発揮します。やはりミートソースとかラザニアのような、やや味わいのハッキリした濃厚なタイプが良く合います。あるいはトマトソースのお料理と合わせて下さい。

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2004年06月12日

コノスル ピノ・ノワール[2003]

コノスル ピノ・ノワール[2003]
このピノ・ノワールはかなりハイレベル!チリのコノスル、再入荷 現在「チリワイン」に対する消費者やワイン業者の考え方はワインブームの頃と比較して明らかに変化しています。当時は赤ワインに含まれているポリフェノール=健康志向としてのブームでしたが、現在はワインの品質も更なる向上を遂げ、良いワインの産地の一つとして捉えられています。個人的に初めてチリのワインを口にしたのが今から14年ほど前の話です。当時はせいぜい10社程度しか扱っておらず、価格も現在よりかなり高く、およそ\1,200~\2,000が主力でした。現在もそうなのですが、チリ=カベルネ種というのが通常の認識でしょう。しかし、それは生産者の多くがあまりメリットのないピノ・ノワール種でワインを造るより実のあるカベルネを選択するのは自然の成り行きです。チリでのワイン生産は1550年頃から始められていますが、あくまで教会のミサ用ワインとして造られていたもので、現在のように飲んで美味しいと思えるワインを造り始めてからせいぜい10年程度に過ぎません。チリワインの特徴表記に「フィロキセラに侵されていない」項目をよく目にしますが、それは過去に生産者が外貨獲得の手段としてのワイン生産を行なっていなかったからです。このピノ・ノワールは私の試飲経験上、明らかにチリのトップクラスに属します。スタンダード・タイプは手頃な価格ですが、果実味に溢れたピノ・ノワール種の魅力を感じ取れます。セレクション・リザーヴは言い過ぎかも知れませんが、ブルゴーニュの1級畑に感じ取れる「フィネス」を持っています。飛び切り大柄なタイプではありませんが、その価格から得られる品質は間違いなくブルゴーニュACクラスの遥か上を行きます。
柔らかな果実味が特徴のワインです。ブルゴーニュやカリフォルニアのピノとは違ったスタイルですが、ハッキリした果実の味わいが感じ取れます。2003年昨年の3~4月頃収穫された葡萄で造られているせいか、果実味由来の軽い甘味を感じるほどです。
葡萄品種の個性をくっきりと表現し、この価格で十分な飲み応えのあるおすすめのシリーズ『コノスル』のピノ・ノワール。樽熟成によるバニラの甘い香り、渋味ほど良くなめらかな飲み口。女性におすすめです。
「コノスル」とは円錐型の南の意。このワイナリーが円錐型をした南米大陸の南部に位置することを意味しています。93年に設立された「コノスル」は、たった10年間でチリで5番目に大きなワイナリーとなりました。また昨年より米国への輸出が始まりさらに成長するであろう、チリで最も勢いのある要注目のワイナリーです。その人気の理由は、気候に恵まれたラペル地区から生まれる良質なブドウと最新の設備・醸造法から生まれるエレガントかつバランスのとれた味わいにあり、特にメルローやピノ・ノワールはチリでもトップの評価を得ています。また若いワイナリーらしく進歩的なワイン造りに積極的で、シラーやヴィオニエなどフランス系の品種をチリで最も早く手がけたワイナリーの一つでもあります。 そんなチャレンジ精神から95年に劣化がなく品質の安定した樹脂製コルクをいち早く導入し、02年にはチリで初めてスクリューキャップを取り入れました。今では総生産量の約98%が樹脂製コルクで、「クレイジーな若者たちが何かしていると、いつも外から見られてきたが、合成コルクの普及などで我々の進歩的な判断の正しさは証明されている」と、販売・広報担当部長のスチュワート・ダウンズ氏は語っています。

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冷蔵庫用温度計 PC-3300


冷蔵庫用温度計 PC-3300 (株)佐藤計量器製作所
本体内蔵センサでは -5℃までの温度を測定でき、外部センサを用いると -50℃までの低温域も測定できるので、冷蔵庫の温度管理にも便利です。
・測定範囲: 外部センサ -50~70℃ 内蔵センサ -5~50℃
・測定精度: ±1℃(0~40℃、その他は±2℃)
・外部センサ: 防水性JIS C 0920に準拠
(生活防水) コード長約3m
・寸法・質量: (W)67×(H)65×(D)16mm 約50g

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ベルナン・ヴェルジュレス アルフレ サルブリュー 1999


ベルナン・ヴェルジュレス アルフレ サルブリュー 1999
Pernand vergelesses Alfred Salbreux 1999
フルーツアロマと軽快でエレガントなブーケをもつしなやかな味わい。

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2004年06月11日

シャトー ボーモン 2001


シャトー ボーモン 2001
オー・メドック、クリュ・ブルジョワ
Chateau Beaumont 2001
Haut-Medoc. Cru Bourgeois
産地 : フランス、ボルドー、AOCオー・メドック
生産者 : Ch.ボーモン
品種 : カベルネソーヴィニォン 60%、メルロ 35%、プチ・ヴェルド 3%、 カベルネフラン 2%
アルコール度 : 12.5%
熟成は12ヶ月間オーク樽で行い、このうち30%に新樽を使用しています。この30%新樽の割合が、タンニンをワインにうまく溶け込ませ、樽味を出しすぎない上品な落ち着いたものに仕上げています。フルボディ。 キュサック村にあるオー・メドックACのシャトーで、創業は1824年です。ルネッサンス風のシャトーは1854年に建てられたものです。ブドウ畑は1979年~1986年にかけて拡張整備され、現在105ha と大きな規模を誇ります。1989年からはサントリーと提携しています。 平均樹20年のブドウ樹から年間約76万本のワインを生産しています。
シャトー ボーモン 2001
ぶどう品種:品種:カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%
ワイン生産者:Chボーモン
ワイン生産地区:フランス:ボルドー:オー・メドック
ワインの格付け:クリュ・ブルジョワ
ワインタイプ:(赤ワイン)
ワインPR:ヨーロッパでも絶大な知名度を誇るクリュ・ブルジョア。しなやかな果実味とバランスのとれた味わいをお楽しみ下さい。オーク樽熟成16ヶ月(新樽比率30%)
キュサック村の丘の上のシャトーから、待望の2001年
ワイン名 シャトー・ボーモン2001:Chateau Beaumont
ヴィンテージ 2001年
タイプ 赤:ミディアムボディ(やや重口):容量750ml
産地(格付け) フランス:ボルドー地方:ACオー・メドック(クリュ・ブルジョワ)
味わい・特徴
サン・ジュリアン村とマルゴー村との間のキュサック村の丘の上に位置しています。ラベルに描かれている現在のシャトーは、1854年に建てられたルネッサンス様式の壮麗なシャトーです。しなやかな果実味と複雑味のある味わいで比較的若いうちから楽しめます。
家庭料理との相性 牛肉料理一般と相性の良いワインです。

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RIEDEL vinum Bordeaux/Bourgogne


リーデル ヴィノム
416/0 Bordeaux(ボルドー)
<コメント>適度な酸味と強いタンニンを持つ、こくのある複雑なボルドータイプに合います。
<このグラスに合う葡萄の品種とワイン>ボルドー(赤)、カベルネブラン、カベルネソーヴィニヨンなど
サイズ:225H610cc
416/7 Bourgogne(ブルゴーニュ)
<コメント>ある程度酸味の効いた、ブルゴーニュ用に開発されたグラスです。広めのボウル形状はアロマやブーケを引き出し、ワインの味を引き立たせます。
サイズ:210H700cc

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2004年06月10日

[2000] シャトー・ボネ ルージュ アンドレ・リュルトン


シャトー・ボネ
価格を裏切らない素晴らしいコストパフォーマンスは、皆々様の絶大なる人気をちょうだいし、売り切れてしまってから幾久しゅう。やっと、またお届けできることとなり店長も感涙。 いいですよ~、むぉ~~っ、このリュルトンさんの全部とも!身長と肉付きのタイプこそ違うものの、ボディラインの美しさはどれもこれも絶品。 スタンダードレンジのボネからトップレンジのシャトークーアンまでその作り込みの堅実さ、仕上がりの巧みの技は、さすが世界のトップレンジをプロデュースしてきた有名蔵元だけあるなと実感させてくれます。 リュルトンさんのように、たくさんシャトーをきちんと持って、最高の土壌とメンテナンスでトップクラスのぶどうを自社で作る。それから、グランクリュクラッセのクーアンの醸造技術を惜しみなく導入してどのレンジもまんべんなく銘状ワインを提供してくれる。 これもまたボルドーの大手蔵としての立派な仕事です。 店長も思わず、カビラ兄弟になってお~~っっと絶叫~!してしまうんだワなリュルトンさん家のワイン。羊さんも、泣くほどうンめ~っ(←ヤギと違うんかぃの声は無視)ですから、ぜひお試しください。
[2000] シャトー・ボネ ルージュ アンドレ・リュルトン
赤【コク辛口】
☆「ブリオ」6月号☆究極のデイリーワイン・ベスト25に選ばれました!
「ボルドーのワインらしく、深みがあり、長らく余韻が残る。」(ブリオ6月号より)
《2000 ボネ・ルージュ》
明るく若々しい赤紫。中央は思いのほかしっかりと濃い。これは弾力がありそうかなと期待。 香りは控えて、最初は沈んでいる。手の内を明かさないところが魅力か、よしっ、カギカギしてみよう。うむ。軸はぶどうの香りだな。 ストロベリーやカシスのフレッシュでまろやかなフルーツ。もぎたてのグリーンピーマン。そして上手にかけられた樽の香り。生クリームとマロン。 蜂蜜と削りたての白木。それからそれから、シナモンなどのスパイスなどなど盛りだくさんの内容だ。 これは回すとステキな香りに変わるかも、とクルクルしてみるとやっぱり果実味がふわっと広がり、ゆっくり立ち上る甘くもバランスのとれた風合いが味への期待を更に盛り上げる。 口に含むと、ボディを絞るしっかりした酸味。詰まって細やかなタンニンはスレンダーでエレガント。ミネラルが口の中に広がり酸とともにほんのりミルクチョコの味わいが名残り、これがとても心地いい。 重い体ではないが、この優しさとデリケートな触感は飲む者に、安心と癒しを与えてくれる。必死で攻め込んでこないところがまたいい、淑女なボネ・ルージュ。 毎日お側にいて欲しいワインです。
[2000] シャトー・ボネ レゼルヴ ルージュ
アンドレ・リュルトン(AOCボルドー)赤【コク辛口】
CHボネはボルドーで数多くのシャトーを経営しているアンドレ・リュリュトン氏がオーナーです。大きな展示会などで彼のブースに入ると、他のリュリュトン・ファミリーを含めた所有シャトーのワインが並べてあり、「アッここもリュリュトンさんのシャトーか・・・」とため息の連続となるほどシャトーを所有しています。その中でこのCHボネは毎年安定して高品質なワインを造り出しています。ロバート・パーカー氏はベストボルドー・アペラシオン・ワインであるとこのシャトーを推薦しています。メルロー種とカベルネソービニオン種で造られるワインは果実味が豊かな飲みやすい味です。スパイス香が上品にあり、全体を引き締めています。なによりバランスが良いので飲みやすくクセのない親しみやすいワインです。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%となっています。基本的には樽を使用しないで造られるのですが(僅かに使う場合あり)、それでもフレッシュな果実を楽しむようなタイプではなく、ギュッと詰まったタンニンを楽しむ、まさに“ボルドー”といった内容になっています。まだ若い印象が強く、抜栓直後は強いタンニンと青い風味が漂います。2日目に持ち越すと大きくパワーダウンしますが、3日目になると逆に纏まりが出始め、シャトー・ボネが持つ本来の姿を垣間見ることが出来ます(時間とともに、徐々にメルローらしさからカベルネらしさに焦点が移る)。現状では抜栓後にしっかりと時間を与えることが必要ですが、それでも基本的には“タンニンを楽しめるかどうか”がポイントになってくるので、あくまでもボルドーが好きな人向けのワインだと思います。

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2004年06月06日

[2000]CH・ヴェルヌー

[2000]CH・ヴェルヌー
パリ農業コンクールワイン部門金賞受賞!
20世紀最後の偉大な当たり年、2000年産のクリュ・ブルジョワです。2000年産はとても良い年なので長期の熟成にも耐えますが、あま~い果実味たっぷりで、若いうちでも美味しく飲めるのがいいところ。全般的に出来の良い2000年産の中で、このワインはパリ農業コンクールで金賞を受賞した注目品!新樽をふんだんに使って熟成させた、フルボディで充実感のあるワインです。
【テイスティングコメント】
まだまだ若々しい濃いルビー色をしていて、グラスに顔を近づけただけで、コーヒーみたいな心地よいロースト系の香りが漂います。香りだけで果実味がギュッと凝縮していることがわかります。口あたりはまろやかだけど、味わいには芳醇で凝縮した果実味、しっかりしたタンニンが感じられます。フルボディだけど、バランスがとても良いので飲み疲れしません。今美味しく楽しめるワインです。【産 地】フランス・ボルドー地方メドック地区
【格付け】クリュ・ブルジョワ
【タイプ】赤/フルボディ
【品 種】カベルネソーヴィニヨン60%、メルロ36%、マルベック4%
wine list

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2004年06月02日

シャトー・シサック[1994](赤ワイン)


シャトー・シサック[1994](赤ワイン) Chateau Cissac 1994
ポーイヤックの西隣(シャトー・ラフィットから西に3km)に50haを所有。
カベルネ・ソーヴィニヨン 75% メルロ 20% プティ・ヴェルド 5%
収量: 54hl/ha 手摘みによる収穫。
18ヶ月~20ヶ月樽熟成を行う。新樽使用率30%~40%
硬質なタンニンに細かな酸。健康的で上品な果実のオークと絶妙に調和し、長く続く。
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投稿者 saikawa : 22:57 | コメント (0) | トラックバック