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2004年06月17日
トートワーズ・クリーク メルロ・カベルネ[2002]VDP
ラベルはユニーク、味わいは鮮烈!トートワーズ・クリーク
このワイン、まずそのラベルのユニークさに目が止まることでしょう。実際、私もその変わったラベルが気に入ってしまいました。ワインそのものを試飲するとこれがなかなか鮮烈な印象を受けました。南フランスはヴァン・ド・ペイの宝庫ですが、このワインもその中の一つで、まだ多くの人に知られていません。ラングドック地方のメルロ種を70%、カベルネ・ソーヴィニヨン種を30%の比率でブレンドしています。このワインはフィルターにかけられていない為、果実香が強く感じ取れます。黒スグリや樽から由来するバニラ香があり、やや大柄な造りながらどことなくエレガントな印象を受けます。アルコール度数は何と13.5%もありますが、メルロ種の比率が高いせいか、果実味に隠されて強くは感じません。タンニンもそれなりにありますが、とても滑らかで、若いワインとしては異色のタイプと言えます。ラベルの絵はここのオーナーの友人が描いたとのことですが、亀の老夫婦?がワインを楽しんでいる光景です。(ページをご覧下さい)日本でいうなら夫婦共に長生きをしてゆっくりワインを楽しみましょう、とでもいうところでしょうか。(何たってワインのサブ銘柄=レザムルーズですからネ)まだヴィンテージ的には若い(2002年物)ですがもう飲むことが出来ます。私なりの感想だとこの4~5年はうまく成長するでしょう。もしかしたら、この先、もっと評価を変えるかも知れません。そのくらい潜在的な力を持つワインだと思います。
トートワーズ・クリーク メルロ・カベルネ[2002]VDP
本当に最近のVDPのレベルは目覚しく向上しています。以前なら、この価格帯だとやや薄めの、のっぺりした味が普通でしたが、今ではこのワインのように普通ならば\2,000位のワインにある品質を持っています。今後、これらがAOC昇格したら価格や品質がどのように変わるのか、想像もつきませんが、名前だけのボルドーやブルゴーニュのようなワインよりずっと価値があります
赤ワイン用の最高級品種のメルローとカベルネをブレンドした南仏プロヴァンス産の赤。
カシスやブラックチェリー系のあふれるような果実の風味、ボルドーやカリフォルニアの芳醇なワインを思わせるリッチなニュアンスが楽しめます
投稿者 saikawa : 2004年06月17日 21:16
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