2007年02月11日

マリー・アントワネット


投稿者 saikawa : 17:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月21日

ダ・ヴィンチ・コード


投稿者 saikawa : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

ビゼー:歌劇「カルメン」


観る者すべてを狂わせずにはおかない、あまりにも危険な《カルメン》だ。その秘密は、もちろんカルロス・クライバーの魔術のようなタクトにある。ウィーン・フィルの音が、ドクンドクンと脈打つ鼓動のように高鳴りながら、妖しく、重く、しかもスピーディに、喉元に突きつけられたナイフのようなリアリティを持って迫ってくる――これを聴いて誰が冷静でいられようか! 映像をよく観ると、どんなに音楽が熱く燃えていても、クライバーの指揮はますます肩の力を抜き、リラックスした緩急自在でしなやかな動きで、オーケストラや歌手を鮮やかに翻弄する。
細部の描写に徹底的にこだわりぬいたゼッフィレッリの演出・美術は、まるで動く一幅の絵画のように美しい。舞台には生きたスペインの人々の熱気が充満している。この群衆一人ひとりの生き生きとした表情を見るだけでも何と楽しいことだろう。これぞオペラを観る醍醐味だ。
そして、何と言っても若きドミンゴの色気、声の艶やかな力が素晴らしい。特に「花の歌」や最後のシーンなどは、全身全霊をつくした絶唱で、ホセの愛がこれほど深いものだったのかと、思わずうならされるほどの圧倒的な出来栄えである。うるさがたのウィーンの聴衆も完全にノックアウトされ、劇場が異常な興奮のるつぼと化している様子が伝わってくる。ドミンゴのファンならずとも、このホセは必見である。対するオブラスツォワ(まだ若く痩身!)のカルメンは、情に厚く根は優しい女といった性格描写に不思議なリアリティがあり、近年のフェミニズム的な自由で強い女志向のカルメン解釈からすると、かえって新鮮に感じられる。リズム感はいまひとつだが、絶好調のドミンゴを相手に一歩も引かぬあたり、さすが大歌手の貫禄だ。
1978年ウィーン国立歌劇場のライヴ。最新の収録のものに較べれば、やや古い画質と音質だが、生々しさはよく伝わってくる。
78年12月にウィーン国立歌劇場で行われたビゼーの「カルメン」のプレミア公演を丹念にリマスタリングし、最良の映像と音声で収録。フランコ・ゼッフィレッリによる華麗な舞台・衣装演出と、エレーナ・オブラスツォワの好演が舞台を盛り上げる。
1978年12月9日、ウィーン国立歌劇場で上演されたビゼーの《カルメン》をオーストリア放送教会が収録した貴重な映像記録。
78年12月9日のウィーン国立歌劇場における伝説的な『カルメン』プルミエ公演のライヴである。颯爽とタクトを振り下ろすクライバーの指揮姿を目の当たりにして、魅了されない人が果たしているだろうか。全身から放射される強烈なエネルギーが生み出すスリリングな音楽は聴く者を震えるような感動の渦に巻き込む。つわものぞろいの国立歌劇場管弦楽団でさえ、必死の形相で踊るように舞う棒さばきに付いていく。テンポは千変万化し、アンサンブルは時として軋むが、火を噴く弦、咆哮する管の集中力は実に凄まじい。カメラは幕の途中もしばしば歌手を離れて指揮台を映し出し、神秘的な手の動きを捉える。舞台の出来事を隅々まで見通すクライバーの繊細な身振りがドラマを鋭利に形作っていくさまは、魔術としか言いようがない。\当時めきめきと売り出し中だったロシアの名花オブラスツォワのカルメン、37歳でまさに絶頂期にあったドミンゴのホセ、豪華な舞台装置で重厚な表現を生み出すゼッフィレッリの演出、そして何よりもクライバーがオーケストラ・ピットに入るということが注目を集め、ヨーロッパ全土に生中継された。オブラスツォワの力強い歌唱は幾分癖のある発声が気になるが、奔放さを抑えて女らしさを際立たせたユニークなカルメン像は彼女ならではの魅力を持つ。第二幕の「花の歌」で拍手が延々と鳴りやまぬほど絶好調の喉を聴かせるドミンゴも申し分ない。注目したいのはゼッフィレッリのきめ細かな演技指導。合唱の一人ひとりに至るまで、それぞれが人生を背負っていることが感じられるほどの活き活きとした舞台作りには頭が下がる。\今回のDVD化が初の正規発売となる映像。オリジナル・ソースから蘇った鮮明な画像と音質でクライバーの比類なき芸術に接することができるのは何ものにも代え難い喜びである。

投稿者 saikawa : 21:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月05日

オペラ座の怪人


Amazon.co.jp
1870年パリのオペラ座で、プリマドンナが事故に巻き込まれ役を降板。新人のバレエダンサーのクリスティーヌが大役を得て、舞台を成功に導く。しかし、その姿をじっと見つめる仮面の男がいた。幼なじみの男性ラウルと再会して喜ぶ彼女を、仮面の男は地下深く連れ去る。
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作ミュージカル『オペラ座の怪人』は、日本でも劇団四季が大ヒットさせたので知っている人も多いだろう。この舞台をジョエル・シュマッカー監督が映画化。ウェバーの音楽を最大限にいかすために、ドラマはミュージカル構成。よってネームバリューよりも歌唱力のある役者が集められ、怪人にジェラルド・バトラー、クリスティーヌにエイミー・ロッサム、ラウルにパトリック・ウィルソンが抜擢され、吹き替えなしで見事に演じ、歌いあげている。オペラ座の美術、衣装、めくるめく映像など、贅の限りをつくしたようなまぶしさで、ヴィジュアルがこの悲劇を盛り上げるのに一役買っているといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)
内容紹介
観客動員数300万人を突破!2005年最大級のヒット作「オペラ座の怪人」、DVDリリース決定!通常版には、本編+オリジナル予告編、日本語版予告編を収録。
【ストーリー】
「世界で一番有名な、哀しくも美しい愛の物語」
パリ、1870年代、オペラ座では“ファントム”(オペラ座の怪人)の仕業とされる謎の事件が続いていた。リハーサル中の事故で、プリマドンナの代役を務めることになったクリスティーヌは、その初主演のステージで喝采を浴び、幼馴染みのラウルと再会。だが、その喜びも束の間、仮面をかぶった謎の怪人・ファントムにオペラ座の地下深くへと連れ去られる。クリスティーヌは、ファントムを亡き父が授けてくれた“音楽の天使”だと信じ密かに慕ってきたが、地下の隠れ家で仮面の下に隠されたファントムの正体を知ってしまう…。
「キャッツ」「エビータ」等大ヒットミュージカルを世に送り出した天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、自身の最高傑作と認める「オペラ座の怪人」。世界18か国、100都市で公開され、8000万人が観劇したといわれ、日本でも劇団四季による全国公演で400万人以上を動員。ミュージカル史上に燦然と輝く不朽の名作がロイド=ウェバー自らの作曲、脚本、プロデュースにより完全映画化された。
【メインスタッフ】
製作・脚本・作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー(ミュージカル「キャッツ」「エビータ」)
監督:ジョエル・シュマッカー(「フォーン・ブース」「バットマン・フォーエバー」)
【メインキャスト】
ジェラルド・バトラー(「トゥームレイダー」「タイムライン」)
エミー・ロッサム(「デイ・アフター・トゥモロー」「ミスティック・リバー」)
パトリック・ウィルソン(舞台「フル・モンティ」「オクラホマ!」)
内容(「Oricon」データベースより)
2005年に全国劇場公開された「オペラ座の怪人」をパッケージ化。世界で最も有名な、悲しくも美しい愛の物語を完全映画化。ジェラルド・バトラーほか出演。

投稿者 saikawa : 21:42 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月15日

『ジュリアス・シーザー』


二期会ニューウェーブオペラ劇場
二期会オペラ研修所50周年記念公演/北とぴあ開館15周年記念公演
『ジュリアス・シーザー』
エジプトのジュリオ・チェーザレ
全3幕 字幕付原語(イタリア語)上演
http://www.nikikai-opera.or.jp/julius.html

投稿者 saikawa : 13:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月07日

Cage: Sonatas for prepared piano


投稿者 saikawa : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月05日

500円DVD

カサブランカ
ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマン
マイケル・カーティス(監)

アンナ・カレニナ
ヴィヴィアン・リー
レフ・トルストイ(原作)

第三の男
ジョゼフ・コットン オーソン・ウェルズ
キャロル・リード(監)グレアム・グリーン(原・脚)

投稿者 saikawa : 21:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月16日

ネバーランド

投稿者 saikawa : 21:51 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月09日

「彼女の独身者達によって裸にされた花嫁、さえも」通称「大ガラス」

「彼女の独身者達によって裸にされた花嫁、さえも」通称「大ガラス」のミニチュア
@横浜美術館マルセル・デュシャンと20世紀美術


投稿者 saikawa : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月04日

マイ・ボディーガード


投稿者 saikawa : 17:37 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月12日

アンナとロッテ

 
アンナとロッテ@有楽町スバル座

投稿者 saikawa : 19:49 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月30日

ミスサイゴン


ミスサイゴン@帝国劇場

投稿者 saikawa : 10:20 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月29日

モーツァルト:歌劇《魔笛》


演出: グース・モスタート ジェイムズ・レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団,メトロポリタン歌劇場合唱団 キャスリーン・バトル/ルチアーナ・セッラ(S)フランシスコ・ア
ライサ(T)マンフレート・ヘム(Br)クルト・モル/アンドレアス・シュミット(Bs)映像監督: ブライアン・ラージ ステージデザイン: デヴィッド・ホックニー

投稿者 saikawa : 09:12 | コメント (0) | トラックバック