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2004年12月08日
シラーズ [2002]セラ
シラーズ [2002]セラ / 南アフリカ / 750ml / 赤 2002 SHIRAZ
ブラックベリーとスパイス・ハーブの香りが一体となって感じられます。スパイシーな果実味とシナモンの風味がうまくタンニンと混じり合い、焼肉やココナッツミルク入りのカレーによくあいます。軽く冷やしてお飲みください。
南アフリカはワインの歴史も古く、ワイン生産量も世界の上位10位に入るほど。1999年の生産量はおよそ80万キロリットル。作付面積も年々拡大しています。
そんな南アフリカからはセラ CELAをご紹介。南アフリカにおける最大のワイン産地、西ケープ州のワインです。
喜望峰で有名なケープタウンは「青空と雲の間にある宝石」「地球上で最も美しいケープ(岬)」と称される美しい都市です。このケープタウンを州都にもつ西ケープ州は、南アフリカ共和国最大のワイン産地であり、さまざまなスタイルの良質のワインが造られています。 南アフリカではベンチャービジネスとして、若い醸造家が既存のワイナリーの醸造設備を借りてワインを造るという、コストは安く、クオリティは高いワインを造る試みが行われています。この試みのもとで造られたのがこの「セラ」。南アフリカのトップワイナリー、ニールエリス社のホセ・コンデ氏とその友人のメイバーク兄弟がジョイントで、醸造施設をレンタルして世にリリース。狙い通り、コストパフォーマンス抜群のワインになりました。ホセ・コンデ氏が元々デザイナーだけあって、ラベルデザインもポップでお洒落です。
「セラ CELA」とは?
南アフリカの言葉で「乾杯!」。南アフリカ、もともとはコサ族の言葉で「ワインやお酒を飲む」という意味を表した言葉に、発音の似ているアルファベットをあてました。赤い衣類を好んで着用するため「赤い部族」と呼ばれるコサ族は、ネルソン元大統領の出身部族です。
投稿者 saikawa : 2004年12月08日 21:16
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