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2004年04月01日

シャトー・サン・マテュー2000

ボルドー地区プラデル村
品種:メルロー
シャトーの名前は日本語では「楽しさ」と訳せます。明るいガーネット色、カシスやいちごなどのフルーツや花を思わせる香り。心地良い厚み、軽やかなタンニン分、まろやかでフルーティな味わいを持つ、その名の通り楽しくなるワインです。
メルロー種だけを用い、短めのマセラシオンを行いました。紫がかったきれいな深いガーネット色。カシスやブルーベリー等の黒い小さな果実を凝縮した香りがします。味わいは、フレッシュでフルーティ。タンニンは軽やかです。心地良い厚みがあり、ふくらみのある柔らかな余韻が長く続きます。






プトーセレクションとは!
1983年世界最優秀ソムリエ、ジャン・リュック・プトー氏が選定し、そのサインを ラベルに添えたポルドーワインです。ボルドーのネゴシアン、オエノアライアンス社傘下のSOCAV社が、
畑からワイン造り までその品質管埋に携わっているワインの中から、プトー氏がテイスティングをして選定し、自らの名前を付けて「ジャン・リュック・プトー・コレクション」と銘打っている。 この発売にあわせて来日したプトー氏にワインの選定基準などを聞いた。プトー氏は、「選定基準の第一はワインの品質が優れていて価格とのバランスがよいことだ。そのことが消費者の信用を得る最も確かな道だと思うから」と云う。さらに加えて、 「日本市場に適合する味わい、という点も重視した。それは果実のおいしさが生きていて、あまりオークの要素が強くないもの、タンニンが多くないものだ。また、小規模生産者の ものを意識的に選んでいる。
ポトリングの絶対量が少ないこれらのワインは、こちらの意向をよく聞き入れてもらえるからだ」とも云っている。 テイスティングの時期は、各シャトーの生産量とSOCAVへの割当量が
きちんと確定した頃合を見計らっている。したがってそれはシャトーによってまちまちで、タンク・サンプルであったり、キュヴェの試飲であったり、瓶詰め後の試飲であったりするようだ。しかし、多くの場合はタンクからの試飲で、これだとブレンド割合についても言及できるメリ ットがある。プトー氏はこれらのテイスティング日時と結果を裏ラベルに表記しており、 これを見れば時間の経過によるワインの変化も分かることになっています。

投稿者 saikawa : 2004年04月01日 21:54

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