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2004年03月27日

トーレス サングレ デ トロ 2002

国際舞台へ至福の味を送り続ける、ミゲル・トーレス
トーレス社は地中海沿岸、歴史と文化が香る古都バルセロナの近郊「ペネデス」に本拠地をおくワイナリーです。世界のワイン愛好家垂涎の名酒をうむ、高級スペインワインのリーダー的存在で、広く国際舞台へ"至福の味"を送り続けている世界的なトップワイナリーです。当主ミゲル・トーレス氏は世界的に著名な醸造家のひとりで英国を代表するワイン誌「デカンター」がワイン界に貢献した人間を顕彰する「マン・オブ・ザ・イヤー2002」に、選出されたほどです。そんなトーレス社のスタンダードワインのサングレ・デ・トロ、赤ワインはガルナッチャ種とカリニャン種からつくられオーク樽で熟成されるバランスのとれたミディアムボディの赤ワイン。白ワインはパレラーダ種というスペインの葡萄品種からつくられるワインでエレガントでフルーティなやや辛口の白ワイン。どちらのワインも非常にポテンシャルの高いワインです。 このワインは、ガルナーチャ60%、カリニャン25%、シラー15%を使用し、アメリカンオークで18カ月熟成させていますが、最初の5カ月は新樽で、あとの13カ月を2~3年目の樽を使用しています。トーレス社では、葡萄の個性を引き出すために樽の選定から醸造方法、貯蔵方法までさまざまな使い分けをしています。作り出したいワインの性格に合わせて、品種だけでなく、道具や作り方にまでこだわっているというわけです。
さてこのワインは、フランボワーズや赤い色のベリーなどの豊かでフルーティな香りのほか、樽由来のトースト香や、完熟した葡萄の力強さが感じられます。フルボディで熟成感があり、バランスのとれた深みある風味の赤ワインです。
スペイン、バルセロナがあるカタルーニャ地方、ベネデスにあるワインメーカー。色調は、濃い赤。酸味が溶け込みなめらかでたいへんバランスが良い。

投稿者 saikawa : 2004年03月27日 17:51

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