« Hush Puppies M-5045 | メイン | 伸縮性スチール突っぱりフリーラック »

2005年06月23日

DUSTY ROAD PINOT NOIR 2002

DUSTY ROAD PINOT NOIR ダスティ・ロード ピノノワール
Alexander Vineyard

ダスティ・ロード?多分“クラウディ・ベイ”っていう雰囲気を狙ったのでしょうか、気持ちはわからないでもない。ネーミングはさておいて、クオリティはクラウディ・ベイどころじゃないのがアレキサンダー・ヴィンヤード。ほとんど趣味、夫婦で手造りのワイナリーです。ニュージーランドのピノノワールは確かにブルゴーニュ産に次いでしっかりとした個性を持っているような気がします。いや、違う、テロワールを表現する素直さを持っているのかも・・・デュジャックを想起させるような透明感も・・・ちなみにこのマルテンボロー・テラスはニューワールドの地価としては破格(高い)。テロワールとしての価値を認められた黄金のエリアとのこと。
ニュージーランド北島、南東岸に位置するマルティンボロー。
小さなブティックワイナリー、アレキサンダ・ヴィンヤードはそのマルティンボローで砂利土壌の河岸、「ワインの村」とも呼ばれる地にあります。
1989年にワインつくりを始めて以来、伝統的な手法に則った「手づくり」の赤ワインに特化しているこだわりのワイナリー。このマルティンボローといニュージーランド屈指のワイン生産地のテロワールを活かすべく、土や季節による独特な影響を最大限に反映したワインづくりを行っています。
これまではカベルネ・ソーヴィニョンやカベルネ・フランなどにも力を入れていましたが、近年はピノ・ノワールにのみ焦点をあわせ、注力しています。何しろブルゴーニュの最高峰、D.R.C.=ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティからピノ・ノワールの苗木を借りて、クローンしたというこだわりよう。
さらには乾燥して冷涼な気候のおかげでしょうか、彼らのピノ・ノワールは土やけもののニュアンスを漂わせ、まさにブルゴーニュを思わせる出来。ごく少量生産、こだわりのニュージーランド・ピノ・ノワールです。

投稿者 saikawa : 2005年06月23日 22:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.saikawa.com/mt/mt-tb.cgi/216

コメント

コメントしてください




保存しますか?