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2004年12月31日
[2002] ブルゴーニュ・グラントルディネール ガメイ
日本での認知度はまだ低いですが、世界的な評価はうなぎ上りのジャンテ・パンシオ。知る人ぞ知るこの作り手は、愛好家の間で高い人気を誇ります。エキス分がたっぷり豊富でも、どっしり濃厚ではない、素直で自然な味わいを持つワイン。
近年一般評価が高まってきたジュヴレ・シャンベルタンに所在の造り手。とはいえ国内ではあまり流通しておらず中々お目にかかれないかもだが、見つけたら購入候補に、出来れば上位の候補ランクに挙げることを薦めたい。ここはトップのシャルム・シャンベルタン(マゾワイエールの畑は混じらず、全てシャルムの畑から)がディープな愛好家に人気があるが、なるほどその通りといちいち頷きたくなる素晴らしいもので、本誌で試飲した2001年の全ブルゴーニュ中間違いなく印象に残った1本だった。しかしそれだけではなく、ジャンテ・パンシオのワインはどのクラスのものも高い納得性がある。ジュヴレ、シャンボルそれぞれのACの特徴が端的に感じられ、また村名は村名、1級は1級、とクラス毎の差も実に素直に表れている。全般に酒質は強めでエキス分も豊富だが、決して樽々・濃厚系ではない。ミネラル分をたっぷり感じるシャルムを始め、クオリティの高い村名ジュヴレのVVなど、すべてにけれんみがないワイン達だ。 /「リアルワインガイド5号」より
投稿者 saikawa : 2004年12月31日 17:15
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