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2004年04月19日
Chateau Mouquet 2001
シャトー・ムーケ[2001](フランス/ACボルドー)赤 ミディアムボディ 通常販売価格 2000円
濃縮された果実の風味に木樽のニュアンスが感じられ、エレガントで余韻が長いワインです。一部樽熟成 12ヶ月 焼き鳥(塩)に良く合います!葡萄品種:M40%、CS35%、CF25%[コンクール・ゼネラル・アグリコール2003]金賞受賞ワイン
温度コントロールできるステンレスタンクで醗酵。半数はステンレスタンク、半数小樽で1年熟成。最初は閉じた感じがするが、徐々に凝縮された豊かな果実味が全面的に感じられる。十分な余韻もあり、品の良さも兼ね備えたとてもお買得なワイン!
ボルドー地方産の赤。ボルドーよりもワンランク上のボルドーシュペリュール。品種はメルロー40%、カベルネソーヴィニヨン35%、カベルネフラン25%。フルボディ。値段はちょっと高くて1480円(税別)。ボトルの上部には「2003年フランスワインコンクール金賞受賞」というシールが貼ってある。何だかやってくれそうな感じである。あとは私の好みに合うかどうかだ。いくら格が上であろうと(←とはいっても下から二番目だが)、値段がどんなに高かろうと(←もちろん私の金銭感覚でだが)、コンクールで受賞台の最上段に上がろうと(←どういう内容のコンクールなのかはよく分からないのだが)、そのワインの実力は、実際に呑んでみるまではわからない。その晩私は「シャトー ムーケ」を恐る恐る口に含んだ。はっきり言って一口目は微妙な口当たりであった。開栓直後のワインは、酸化が進んだあとのワインと違って味覚が尖っている。空気に触れながら徐々にマイルドになっていく過程でそのワインの本質と実力が発揮されるのだ。頼むぞ、と祈るような気持ちで二口目を迎えた。うむ、いいぞ。そして三口目。大丈夫だ。それも最高レベルだ。やったぞ!!こいつは正真正銘のチャンピオンだ。腕自慢の強豪を押し退け頂点に登りつめた、極上のボルドーワインだ。それからは私は何度も「旨い、旨い、旨いぞ」と連発しながらあっという間にボトルを空けたのであった。
投稿者 saikawa : 2004年04月19日 23:55
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